東響プレミアムコンサート  コンチェルトの競演 8/22 in 所沢ミューズ アークホール

紗良ちゃんのピアノリサイタルに続くミューズアークホール第2弾

東響プレミアムコンサート  コンチェルトの競演

 

夏の終わりを、ビシッと飾ってくれるでしょうこの企画。

 

行ってきましたよ! 電車で。

 

相変わらず、こじんまりしてますが、木を多用したいい雰囲気のホールです。

 

今回は、木管四重奏のおまけ付き。

フルートの主席の方の説明で演奏してくれました。

 

曲目等は忘却の彼方ですが、さすがに上手で、

初めて聴く曲とは云え、いいなぁ!流石だなぁ!と思わせます。

えらく得した気分!!

でもって、さぁ、競演の開演!!

 

まずは、メンデルスゾーンVn協奏曲

チャイコフスキーコンクール優勝の神尾真由子

今回の3人の中では、ダントツの人気、知名度を誇ります。

チャイコンといえば、諏訪内さんだけど、この人も優勝者!

期待します。

聞きました。  普通、僕は聴くって書きます。

この人何?

ストラディバリ弾いてるらしいよ?

ヴァイオリンの音が全く聞こえない。

一番有名な1楽章助走部分。

オケとのズレが半端なく、練習の時にオケと分裂して

嫌われたかって感じ!オケ、ボイコット!!的な・・・・

 

いくら、小音量の曲って言っても聞こえないんじゃ仕方ない。

バカなブラヴォー屋が派手に馬鹿騒ぎしてました。

『ブラヴォーの訳ねぇだろーっ』

 

 

くそだな!この人。

 

コンサートで拍手しなかったの久しぶり。

 

 

はい、次っ!

宮田大くん。

エルガーのチェロコンチェルトです。

6月に所属オーケストラで初めて吹きました。

難しかったです。

神尾真由子のクソヴァイオリンのあとだから

アドバンテージありとしても、いい演奏でした。

オケも鳴ってきた感じがします。

 

よしよし、未来が楽しみ。

 

休憩

一緒に行った音楽よくわからない人の感想

・宮田くんの方が良かった

・2曲目の演奏の方が拍手が多かった

メンデルスゾーンのヴァイオリンは聞こえなかった

ちなみに、その方の席は、S席のド真ん中で一番いい席

 

・・・素人の耳でも分かるぞ!

この時点で、3人目の知名度の低さからどうなるのか疑心暗鬼だった。

わざわざ、所沢くんだりまで来て、

しかも、ロードスターで運転楽しみがてらではなく、

キセルもせずチャント正規運賃払って電車できました。

↑ ご立腹とは云え当たり前 

 

最後、こけたら暴れるぞ!このやろう!!

 

3曲目

チャイコフスキーピアコンチェルト

 

 ミロスラフ・クルティシェフ

 

訳して    料理長!

 

シェフだけじゃんかよ!

 

頼むよ、料理長!大トリだよ!

 

神尾真由子のクソヴァイオリンの借金返せよ!!

 

頼んだよ!!

 

総料理長になれるかの試験だよ!!

試験に落ちて、ロシアに帰るかどうかの瀬戸際だよ!!

 

さて、

 

ホルンの助走からしてみなぎる響き、

 

オケの音量が一弾上がった感じ。

 

やっとやる気出たか!東響!!

 

いやぁ!!

最後の最後に、こんな感動が待ってるなんて!!

来てよかった!!

 

クルティシェフ いや 

総料理長

最高!!

最後のあのアッチェレランドの凄まじさ!

多分そんなに早くないとは思われますが、凄まじく感じました。

総料理長は、常に、指揮の沼尻さんをたたえながらのピアノ。

自分勝手なところがなく、オケの方々に、受け入れられたのだろう。

 

オケも、

コイツ(そうは言っても総料理長)のためならって思ったに違いない!

 

東響も、一曲目からちゃんとやれ!!!と申し上げたい。

 

しかし、オケも人間の集合体だからなぁ!

 

以前うちのオケでシェラザードのソロ弾いてくれた東響の広岡先生が言ってた。

 

こんなに気持ちよく引くのは久しぶりだと!

アマチュアのバックだとオケの人の温かい気持ちが伝わってくるって!

プロだと、

この若造が!とか聞こえてくるらしいよ!

音で邪魔したりね。

いろいろあるんだよ!どこの世界でもね・・・

 

やっかみってもんが!

 

 

 

となるとますます、神尾真由子のクソバイオリン大丈夫か??

哀れすぎる!!!

 

 

いやぁ、最後、ピアノを弾ききって、

 

感極まった総料理長が、

沼尻さんと抱き合うシーン・・・・本当に感動しました。

久しぶりに、涙がこぼれました。

音楽の力って素晴らしい!!

 

本当に自分の力を出し切ったんでしょう。

顔には、満ち足りた何かが見え隠れしました。

 

ありがとうクルティシェフ!!いや

 

あなたはこの名前がふさわしい!!

 

ありがとう!

総料理長!!

素晴らしいよ!

ハラショーだよ!!

 

まさに、グッドパフォーマンス!!

 

大拍手の中、沼尻さんがお辞儀しているのにも関わらず 拍手、鳴り止まないうちに、

クルティシェフいや 総料理長 

アンコールのショパンの革命を弾き始めました。

これには、沼尻さんびっくり さっと指揮台に腰掛けて苦笑い。

立っていたオケの人たちも、さっと座る始末。

 

恐るべし

総料理長

 

いやクルティシェフ!!

 

もちろん、革命も素晴らしかったです。

 

素晴らしい、若い才能に、出会えた素敵な夏の日でした。

 

頑張れ!クルティシェフ!

 

 

 

 

 

 

 

続く                    2015.8.22