パーヴォ・ヤルヴィ指揮 マーラー交響曲第2番『復活』 NHK交響楽団 第1817回 定期公演 Aプログラム 2015.10.3 NHKホール

 

聴く側のチェック項目

 

席・・・・まずまず良い

 

曲・・・・よく知ってる

 

体調・・・良好

 

以前の感動・・・先週の日曜の小林研一郎幻想交響曲

 

その日の予定・・前の晩から保育園でお泊り保育

(だれ一人泣かずに頑張った。朝のお迎え時の親子再会のシーンは感動)

 

耳・・・・大丈夫

 

音圧・・・届いてる

 

周りの人々・・・わりとマナーあり

 

仕事・・・うまくいってる

 

収入・・・えらい好調

 

精神的心配・・・そこまでない

 

恋愛・・・・今幸せ

 

演奏側のチェック項目

 

弦楽器・・・上手

 

管楽器・・・言っちゃぁ悪いが技術は日フィルよりも数段上

 

合唱・・・東京音楽大学合唱団・・・・上手・・・学生さんたちかわいい!!

 

ソリスト アルト・・・上手

 

ソリスト・・・ソプラノ・・・すごい上手

 

打楽器・・・上手(銅鑼、スネア、わら?、トライアングルのおねぇさんかわいい)

 

トロンボーンソロ・・・めっちゃっ上手!

 

コンマスソロ・・・上手

 

 

 

 

 

・・

 

・・・・・

 

 

何が悪い?

 

どこが悪い?

おれの頭が悪いのか?

耳が詰まってんのか?

 

指揮者が悪い意外に考えられない。

 

ワクワクしない。

 

全くワクワクしない。

 

音が大きくなっても

 

デシベルが上がっても、

 

ワクワクしない。

 

ドキドキもしない。

 

そういう音楽を目指したとしか考えられない。

 

そう、氷のような冷たい冷静な音楽。

 

冷静じゃなく冷製、

 

そう、冷製スープのような。

 

確かに感情を廃したような、技術至上主義的な場面はいっぱいあった。

 

トロンボーンソロは、上手!

シベリア監獄から出てきたばかりのような風貌には似あわないほど、

センスあって上手、音程ばっちり。

 

トランペットソロも、わざわざイタリアから帰国してきてくれた

長友選手のような風貌には似あわず、音色、センス、ともに流石です。

 

ホルンソロも、上手。

 

みんな上手。

 

でも、感動までには至らない。

 

日フィルの若手女性ホルン奏者の音色に『結婚してください!』と思うほどの

 

魅力を感じない。

 

魅力を感じない。

 

魅力を感じない。

 

感じない。

 

感じない。

 

感じない。

 

 

不感症か?

 

 

不感症か?

 

 

不感症だ!

 

 

 

 

そうか、不感症なんだ!

 

 

 

そうだったのか!不感症だったのか!

 

 

 

上手すぎるのか?

 

そんなことはない。

 

自家薬篭中の物ではないという結論だ。

 

全く曲が、体内に同化してない。 

 

パーヴォ・ヤルヴィも、この曲がそんなに好きではないのだろう。

 

むしろ嫌いなのか?

 

 

お金のために指揮してる。

 

仕方なく、指揮してる。

 

人が入るから『復活』演奏しましょうよ!!・・・・・的な

 

曲そのものを、理解してないのではないか、

 

市民オケの、譜面もろくに読めないバストロンボーン奏者に言われたくないだろうが、

 

言われても仕方のない、やっつけ仕事。

 

サラリーマンか?

 

パーヴォ・ヤルヴィはサラリーマンか?

 

パーヴォ・ヤルヴィはサラリーマンだ!

  

譜面を音化してるだけ。

 

パーヴォ・ヤルヴィ指揮の昨秋のショスタコーヴィッチの革命は、

4階席にしてはいい音楽だった。

 

1500円以上の仕事はしてくれた。

 

それなりに良かった。

 

しかし、今回化けの皮がはがれたと申し上げたい。

 

 

 

あまりにつまらない演奏なので、今回は途中から、

 銅鑼、スネア、わら?、トライアングルのお姉さんをずっと双眼鏡で見てました。

 

ストーカーか?

 

でも、そんな楽しみ見つけ出さないとばかばかしくなるくらいの冷めた演奏だった。

 

お姉さんは、ものすごい真剣な形相で、指揮者を睨み付け、

 

5、6個の打楽器を忙しく、かつ正確に音化していた。

 

ふと思う、

 

それがいけないのか?

 

楽しんでるようには、見えない。

 

それじゃぁ、音楽じゃないよ!

 

楽しむんだよ!

 

それじゃ、学問だよ!

 

 

だよ!!

 

マーラーの音楽を演奏する喜びが伝わってこない。

 

 

今ここで、『復活』を演奏する意義を見いだせない。

 

 

 

アマオケが、半年、一年練習してやっと舞台に乗せられる。

 

その喜び!

 

今回はベートーヴェンの第九を演奏できる!!その楽しみ、そして、喜び!

 

がんばって、打ち上げでググッと呑みたいモルツ!!

 

そこからは、のど越しの音とともに喜びが伝わってくる。

 

技術?

 

自慢じゃないけど、へたくそです。

 

音程?

 

一応、舞台上のチューニングでコンマスがA(アー)を弾いてるだけです。

みんな分かってるようで分かってないです。

 

管楽器?

 

平気で譜面落ちてるところあります。

 

でも、

 

でも、

 

楽しいのが伝わってくる。

 

緊張感が、伝わってくる。

 

下手こいても、がんばれって言いたくなる!

 

そこに人は感動するんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

『心の伴わない、技術など、

      いくら磨いても、多磨にはならない』

                            亀里広明

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、

パーヴォ・ヤルヴィに申し上げる。

 

バカ野郎!

 

金返せ!

 

 

 

 

日本語読めないよな!

 

誰かグルジア語に訳してくれ!

 

 

 

続く                             2015.10.4