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『一路』 上・下 浅田次郎

 
一路(上) (中公文庫)
一路(上)
浅田次郎
 
 

浅田次郎

 

素敵な出会いとなりました。

 

超!高速参勤交代のレビューで、一路を知り、即購入。

 

初作家ゆえ緊張して読み始めるも、文章の簡潔さや早めの展開が

 

非常に肌に合い、集中して読めました。

 

木曽路の与川越えのシーンでイメージがつかめず再読したりもしましたが

 

それもまた楽し。

 

参勤交代諸事情はあろうが、上下巻どう持たせるのかと勘ぐっていたら、

 

いやいや、どこにも悪者はいるもので下巻にの展開が楽しみでたまりません。

 

浅田次郎おすすめでググってもあまり一路は出番なし。

 

もっとすごいのいっぱいらしい。

 

浅田次郎恐るべし。

 

以上、上巻感想。

 

 

一路(下) (中公文庫)
一路(下)
浅田次郎
 
よくもまぁいろいろな事が起こるものだとは思うけれど、
 
よく考えれば、問題が起きないほうがおかしい。
 
しかも、生麦事件島津藩士がイギリス人を切り捨てて3ヶ月後のこと。
 
最後の老中の参勤交代に関する言葉はそのご時世を受けての言葉だったのか。
 
江戸近くになってから、黒幕との駆け引きが少し霞がかった
 
(もしくはページ足りなく書き急いだ?)描き方が気になった。
 
由比帯刀の無罪放免も疑問。
 
物語最後、老中と一路との会談で終わらずに、最後馬でまとめたし。
 
細かい点不満あるも、総じて楽しいお話でした。
 
浅田作品もう少し読んでみたいです。
 

以上、下巻感想。

 

 

総じて、

 

乙姫との関係にモヤモヤ感が残る。

 

許嫁の薫との関係は?

 

全体的でもいいので後日談が欲しかった。

 

蒔坂将監の最後があまりにもさっぱり。

 

伊東喜惣次の切腹で済ませてしまった感有り。

伊東喜惣次を生かしておくこともできたはず。

 

浅次郎のキャラが弱い。

 

馬に喋らせるなよ!(嫌いじゃないけどね)

 

しかも、小説の終わり、馬で締めるなよ。

 

小説としては、面白かったけど、ちょっと不満も残った。

 

 

 

 

生麦事件が、1862年9月

この小説の参勤交代は、1862年12月

時代設定が、いいのか悪いのか?

ちなみに、超高速!参勤交代は、1735年と130年前の設定。

 

 

 

 

 

 

 

続く                          2017.2.1