不毛地帯 第3巻 山崎豊子
お祝いせずにはいられない!
祝! 和合
正と千里
ちゃんと、描写しろい!って言いたくなるほど、
二人の関係に発展なかったが、ようやくニューヨークの壱岐の自宅で、
結ばれた。
骨太作家も、そっちの描写は苦手なのか、さらっとしてましたね。
唯一のロマンスだから、もっとしっかり書いてね!って感じ。
社内改革を押し勧めつつ、フォークと千代田自動車との合併に乗り出すも、
副社長との確執で悩んでいるところへ持ってきて、
正妻佳子の突然の死。
なぜこうも、死が突然人生を脅かすようにやってくるのか?
死とはそういう物とでも言っているように、やってくる。
そして、ニューヨーク転勤。
そして2年のち、結ばれる二人。
正妻の死を持って、婚約解消って設定もすごいなぁ。
女ってすごい。
フォークと千代田自動車との合併話の途中で、
倒れる副社長。
途中巻だけあって、いろいろなことが、どっちつかず。
会社の方針、
フォークと千代田自動車との合併、
鮫島との対決、
千里との関係、
副社長との確執・・・・・
後2巻で解決しちゃうのだろうか?
あぁ、残すところ、あと2巻のみになってしまった。
続く 2017.1.21
それにしても、読者の目を引きつけて離さない筆には、
素晴らしいという他ない。