行ってくるぜ!!ミュンヘン・フィルとゲルギエフ

自分史上最高額

 

S席  26,000円也

 

ただただ、ちょっと疑問が・・・・

 

ゲルギエフブルックナー4番って??

 

果たしてどうなることやら??

 

どんなホルンなんだろう????

 

楽しみ!

 

 

 

 

 

指揮  ワレリー・ゲルギエフ

 

  ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団

 

 

 

ハーモニーホール座間                開館20周年記念クラシック公演              フランクフルト放送交響楽団             指揮アンドレス・オロスコ=エストラーダ       スペシャルゲスト・ピアノ アリス=紗良・オット

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開幕ベルが鳴り、指揮者が出てきて、序曲が始まります。

まず感じたこと、

 

 

このオーケストラは、

ヴァイオリンのみんなが同じ譜面で弾いてる・・・・・・

 

わからない人にはわからない表現かも・・・

 

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↑   座間、座間、座間、座間・・・・

 

 

 

質問.Q:僕が、もう20年以上も在籍してる

『宮前フィルハーモニー』では、

ヴァイオリンの人は、

ファーストヴァイオリン 8プルトで16人、

セカンドヴァイオリン 7プルトで14人合わせていくつ?

 

答え.A『はい!先生!30人です』

 

そう、その通り!

 

ってことは、宮前フィルのヴァイオリンには、

30もの種類の譜面があるってことだね!!

 

本当は、30人で2種類の譜面なんだよね!

 

もっとわからなくなったね!!

 

同じ曲、同じ譜面で弾いてるのに、なのに、

なんで、30以上もの違う音がするのかってことだね!!!

 

ベートーヴェンは、一曲に対して、

ファーストヴァイオリンに1枚、

セカンドヴァイオリンに1枚・・・・・

の譜面しか書いてない!!!

 

え!えっ!そうだったんだ!

宮前フィルに長くいると、そんなことまでわからなくなる。

 

てっ、てっきり、

 

ベートーヴェンは、いいやつだから

 

一人一人に譜面書いてあげてたんだと思ってたよ!

 

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↑ どんだけ座間が好きやねん!!

 

 

 

 

恐るべしだね!アマチュアオケ!!

 

しかし、愛すべき『アマチュアオケ!』

 

だって、下手だけど一所懸命だもん!!

 

 

※一生じゃぁ ありません。一所です。

一生がんばりますか?否でしょ!!

人生、息抜くときも必要です。

『一所』その土地で頑張って生きていくという鎌倉時代からの教えです。

もう一度言います、一生ではありません。一所です。

『いっしょ』です。

『いっしょけんめい』です。

 

 

 

じゃぁさぁ?

 

オーケストラが上手で一所(いっしょ)懸命だったら??

 

最高でしょ!!

 

あったよ!

 

あったよ!


そんな、オーケストラ!!

 

その名も、

 

『フランクフルト放送交響楽団』!!

 

ヴァイオリンの人たちが

みんな同じ譜面で弾いてるオーケストラだよ!!

 

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のっけから、『ルスランとリュドミラ』序曲

 

ムラヴィンスキーもびっくりのスピード!!

 

これぞ、まさに『一糸乱れぬ』という表現が

 

生まれるもとになるだろう!!

 

これを聴いて、そのあとに『一糸乱れぬ』という表現を

 

用いるのではなく、

 

このコンビの演奏を聴いて、

 

即座に『一糸乱れぬ』

 

という言葉が 生まれたといっても過言ではない!!

 

『一弦

乱れぬ!

 

 

が正解か!?

 

こんなスピードで、縦の線が良くあうなぁ・・。

 

 今回の指揮者

 

『アンドレス・オロスコ=エストラーダ』 

 

よくわかんない名前だから・・・

 

『アンドレ!』『コストコ』『バラクーダ』

 

①往年のプロレスの巨人なのか?

 

②行くと楽しい、

会員制の巨大スーパーなのか?

 

③南の島で泳いでる

オニカマスの仲間なのか? 

 

バラクーダだよ!!バカ!

 

 

いまいちだな!

 

やんちゃなラテンのマエストロ!

 

あだ名は

『全身

腱鞘炎』

 

そのくらいよく動く!

上にも横にも前後にも!

 

腕はもちろん、足、腰、顔、眼、ブレス・・・

使えるものは総動員って感じ!!

いいねぇ!いいよ!

若いんだから動けって感じだ!

 

 

 

序曲『ルスランとリュドミラ

のピチカート素晴らしい!!

 

この

 

 

『ピチカート

世界一!』

歯切れよく、なおかつ豊穣。

 

先だってのフィンランド放送響の音との

個性の違いはあれど、

 

ホール固有の音の響きの差が出てしまっているか?

 

サントリー特有のゴージャスさは感じられない。

 

いかんせん、乾いた音に聴こえ気味。

 

容積的にサントリーの二分の一ほどと思われるが、

響きが少ない。。。

 

オケは鳴っているが、音圧低い。

 

そこで、音圧増幅器!!

 

略して『両手!』

 

両手を耳に添え、ダンボのように、

 

はたまたチンプイのように耳を大きくして

 

手のひら分の音を吸収します。

 

あら不思議!

 

音量が上がった。

 

それと、ここのホールは、生音(なまおと)の

 

ほうが少し大きいので、

 

舞台を見ながら聴くのではなく、

 

天井を仰ぎ見るように・・・

 

要は、耳を少し上向きにすると、

 

響きとブレンドして、音響効果が幾分改善されます。

 

とはいえ、切れば吹き出てきそうな鮮烈な音。

 

弦の人が、お互いの体に当たらんばかりに

前後左右に揺れ動き、

 

まさに、

 

『うたう、ヴァイオリン軍団』

 

みんな、なんか

『ぐりん

ぐりん』

してて楽しそう!!

 

僕もよく、

 

バストロンボーンを吹いていて、

 

あとで映像見ると

 

周りよりも体をグリングリン言わすほうですが、

 

明らかにかないません。

 

音ならずも、得意のグリングリンでもかなわない

は・・・・くすん(涙)

 

 

 

でも、『全身腱鞘炎』ひとこと

 

 

もう少し、

 

個性的な演奏の解釈があってもいいかな!?

 

ノーマル過ぎて少し不満、

 

オケの実力に頼りすぎだぞ!!

 

『なっ!全身腱鞘炎!!』

 

芸術表現は、

 

それに携わる人たちの、

 

個性のぶつかり合いだから・・・

 

・・・たとえば、

 

奏者と指揮者、

 

聴衆と演者

 

こうしたい!

 

でも、受け入れない。

 

こうしたい!

 

でも技術的にできない!

とか、

いろいろあるとは思うけど、

 

誰が何と言おうが、

 

ここはこう吹く!

 

ここはこう振らせていただく!

 

とかないと!!

 

良い演奏にならない。

 

なぜか??

 

そこに、

 

その音符に、

 

『魂が

乗り移る』

 

のではないかと思います。

 

って言ったって、

 

 

本番は、演奏者のしたい放題だもんね!!

 

指揮者に文句あとで言われても

 

『はっ?そうでしたか?』って

 

だから、第九のバストロのソロ、

 

4楽章アンダンテ・マエストーソは、

 

大好きな、今井先生が何と言おうが

 

フォルテ4つで吹く!!

 

血管が切れても、フォルテ4つで吹く!

 

あとで聴こえなかったといわれるよりはましだ!!

 

それで失敗したら、本望だ!!

 

すべては、指揮者の今井先生が責任とってくれるから!!

 

だから、僕も

 

腹、くくって吹く!!

 

『責任』・・・・・・そのために指揮者だ!!

 

どうだ参ったか!!

 

アンドレなんチャラ!!

 

アマチュアは、こうなんだぞ!!

 

でも、君もアマチュアっぽいよね!

 

↑  これは、

僕にとっては、最大の賛辞です。

 

この前の、リントゥ指揮のフィンランディア同様、

 

序曲でおなか一杯!!!

 

らーめん全部乗せって感じ!!

 

伊勢海老はいいだろ!

 

伊勢海老は!!

 

ラーメン冷えちゃうって!!!

ステーキって??

ラーメンの上にステーキって???

ステーキ必要???

ラーメンだよ!

ラーメン!!

そんな感じ!!

どんな感じ??

 

 

 

 

 

 

 

次行こう!!

 

きりがない。

 

はい!

紗良ちゃん!

 

可愛い!!

 

細い!!

 

稼いでるんだから、食え!!

 

でも、5月の所沢のリサイタルよりは

 

おっぱい大きくなってた

 

気がする!!

 

でへへ!

 

白い衣装で印影がはっきりしてて

 

そう思えたのかな・・・・

 

でも、年頃の女性ですからね・・・・・

 

いつもの、素足が隠れるようなロングドレスで

 

聴衆1300人を即、魅了!

 

さぁ、チャイコフスキーピアノ協奏曲!と思いきや、

 

登壇、5秒前に調律師がチェックしていった

 

椅子の高低差調整ねじを紗良ちゃん自ら、

 

『ぐりぐり、

グリグリ、

愚利 具理!』

 

とずいぶん廻してました。

 

紗良ちゃんは、高いのを低くしたとみられますが、

 

スタッフは逆に調整してたのではないかと思われる、

 

不始末。

 

切腹

申し付ける』

 

 

調律師、多分今日は、

 

6時間正座の刑

 

だな!!

 

しかも、無報酬の刑!

 

あまりに

 

『紗良ちゃんがグリグリ』

 

廻すので

 

 

 

『全身腱鞘炎』も気になったようで、

 

会場から笑いが漏れました。

 

笑いの後の、

 

チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第一番』

 

始まりました。

 

グリグリの後の

 

ホルンの序奏・・・・・

 

『パン、パン、パン、パーン!』

 

『パン、パン、パン、パーン!』

 

僕には、ゲーだかアーだかわかりませんが、

 

この和音でこの曲は終わります。

 

そのくらいの、最高の管楽器の和音でした。

 

ホルン最高!!!

 

世界の5本の指に入ります。

 

大人っぽく表現すると、

 

五指に入ります。

 

あんまり変わんないな!

 

紗良ちゃんはもちろん

 

可愛いおしり

 

を持ち上げての熱演。

 

レコーディングしただけあって、

 

良く練られてます。

 

とくに文句なし。

 

でも、この曲よくわかりません。

 

演奏したことあるのですが、いつもよくわかりません。

 

しかし、最後の追い込みはソリストと指揮者との

 

スリリングな掛け合いでいつも楽しいです。

 

今回も、夏に聴いたシェフの演奏同様ぐっときました。

 

いつものように日本風にぐっと頭を下げたお辞儀をして

 

紗良は去っていきました。

 

そう、

 

少し大きくなったおっぱいを残して・・・・

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アンコールはショパンのピアノワルツ第17番でした。

 

てっきり最近レコーディングしてる

 

乗りのいい曲かと思いました。

 

 

 

 

 

 休憩・・・・トイレ空いてた。

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で、お国もの。

 

マーラー交響曲 第一番 『巨人』

 

自分が寝不足の所為か?? 3楽章まではつまらなかったです。

 

良い演奏だろうけど、何か物足りない、

 

結晶度?

 

音量?

 

熱量?

 

覇気?

 

優しさ?

 

・・・・いくらでも書けますが、

 

何か足りない・・・・

 

しかし、

 

しかし、

 

4楽章のオケの爆発を聴けば、

 

そうだったのねとおもわせるだけのことはある、

 

伏線だったのね。

 

最後本当に満足しました。

 

このまま、不発に終わるとクソ・パーヴォだよ

 

心に願いつつ、

 

 

最後のマルカートの和音を聴いてジエンド。

 

一階は、 料金が高いのか少し席が空いてました。

 

しかし2階は、満席状態。

 

拍手は、結構響いててよかったです。

 

おい!コントラバス奏者のソロをねぎらうの忘れんなよ!!

コンバストップにごめんねって言ってた、全身腱鞘炎!

会場、笑みこぼれる。

 

 

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 団員いなくなるも拍手鳴りやまず。

 

アンコールは、これまたお国もの

 

『オイリアンテ序曲』

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 アンコールの紹介文

 

 もう少し、

字の上手い人

 

いなかったのかと悔やまれますが、

 

 

 

通常、プログラムの序曲として演奏される

 

『オイリアンテ序曲』アンコールとは、

 

なんてサービス精神!!

 

よかった!よかった!

 

 

気持ちいい心を持った同志たちと、

 

すたすたと小田急相武台前駅まで

 

15分も歩いたとさ!

 

 

 

ぼそり一言

 

サントリーで聴きたかったなぁ。

 

でもよかったよ!『全身腱鞘炎』君!!

 

 

 

続く                              2015.11.14

 

ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送交響楽団2015日本公演 2015.11.4 独奏 諏訪内晶子   in サントリーホール

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素晴らしい!

素晴らしい。

素晴らしい。

それしか出てこない。

必要のない音符など、ただの一つもない。

すべての音符に、意味があり、

すべての音符に、意義がある。

NHKの放送予定がありテレビ収録される、

自分たちのオーケストラが日本で全国放送される。

しかも、国営放送で・・・・・

 

そりゃぁ、燃えるだろう!!

 

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しかも、オープニングで感動したのは、

本ベルの後の団員登壇の際、

すべての団員が、

否、

最後のコンマスが登場するまで

みな、ステージ前方を見、

しかも、誇らしげに、

胸を張り、

おらがオーケストラを自慢するかのように、

微笑ましく、

しかも、確固たる自信を持って

 

みなそろって挨拶をしてくれました。

 

涙が出そうでした。

 

素晴らしい。

 

どんな音楽を聴かせて暮れるのか、

 

どんな、感動を味あわせてくれるのか、

 

その凛とした、オーケストラとしての

しつけの良さから

期待は高まりました。

 

この異国の地で、演奏できる喜び、

 

白夜の自国から、遥か東の日いづる国までやってきての演奏。

 

日本人奏者も数人いて、誇らしげな凱旋帰国。

 

 

しかし、儒教の教えを祖とするこの国、日本でそのような

 

つつましやかな礼儀を教わるとは・・・・

 

おみそれしました。

 

フィンランド・・・・・素敵なお国柄なんだろう。

 

そして素晴らしい人柄がしのばれる。

 

はっきり言う。

 

諏訪内晶子シベリウスのVn協奏曲を聴きに来た。

 

ハンヌも、知らないし、リントゥも知らない。

フィンランド放送交響楽団は、フィンランドのオケだって読めば字でわかる。

 

そんな程度。

 

のっけの、登壇でのしつけの良さに度肝を抜かれ、

 

 

そして

1曲目の『フィンランディア

 

弦から、血がしたたり落ちてきました。

今まさに、生まれ出す音楽たち、音符たち、

 

リントゥはといえば、高校生になって急に背が伸びて、ジャケットが

 

少し小さくて窮屈な感じ。

 

指揮姿も子供が、本気でなたで竹を割ってる!  そんな感じ。

 

決して、クライバーのように流麗でもなく、

 

小林研一郎のように唸って燃えたぎるわけでもなく、

 

クソパーヴォ・ヤルヴィのように凍りのように醒めたつまらない指揮姿でもない。

 

まさに子供が一所懸命に竹刀を振ってる!  そんな感じ。

 

どこからそんな熱い音楽が出てくるのか、皆目見当がつかない。

お金渡してるのか?

みんな、リントゥのパトロンなのか?

 

いやいや、みんな、音楽が大好きなのだ!

 

シベリウスが大好きで、

 

日本のことも大好き!

 

国営放送の収録で気合いは入ってるけど、

終演後の焼き鳥のほうが気になるはず!!

 

みんな、そんな、アマチュアに近い、初初しい音楽を醸し出してくれました。

 

確かにプロの仕事である、

 

しかし、そこにはパーヴォとコンビ組んだNHKなんとかのように、

 

仕事を今日もこなすというルーチンワーク的な、

 

『おざなり』な行為は一切ない!

 

マチュアオケが、

創立5年で初めて第九を、

 

演奏できる喜びに満ち満ちたそんな演奏。

 

前にも書いたよ!

今ここで演奏できる喜び!

下手だよ!

音程悪いよ!、

でも、

でも、

音楽は生きている、

感動は伝わってくる。

なぜか、

なぜか、

なぜか、

そこには、

お金の世界にはあり得ない、

 

奉仕の精神にも似た

 

作曲家に対しての愛情ってものが・・・・・

 

そして、

そして、

 

こどものような

一所懸命さ!

 

 

何しろ、弦が素晴らしい!!

 

朗々としてうたい、

まさに、巨大なヴァイオリン一丁で弾いてるかのような、

幾分の狂いもない、

 

すべてそろった音程、

音符、

音色。

 

そして、渋い北欧を思わせる管楽器の音色。

 

フィンランディア』だけ聴けば、もうおなか一杯。

 

序曲から、大拍手。

 

いやぁ、日本人も捨てたもんじゃないね。

この素晴らしさが、わかるのね!

 

ここには、クソパーヴォ・ヤルヴィの演奏会で

ブラヴォーする輩なんざ、いないんだろうな! へっ!

 

2曲目

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

 

諏訪内晶子さん登場!

 

漆黒のドレスで

 

喪服?

未亡人?

色っぽい言葉がよぎります。

 

ソロの入る直前、

 

冒頭の弦のトレモロ

 

最高!

 

素晴らしい!!

 

もう一回やって!!

 

いや、まさに入魂のシベリウスでした。

 

諏訪内さん本人、入念な準備がされて、

 

当日の体調管理も万全。

 

オケのサポートもこれまた万全。

 

1楽章の何とも素晴らしいこと。

2楽章の叙情楽章もさることながら、

終楽章の熱のこもった、オケとソリスト

 

一体感!

 

神尾真由子のクソヴァイオリンとは程遠い、

 

サントリーホールを充満させる音量!

素晴らしい音楽性!

 

魅了する音色!

キスしたくなる美貌!

触りたくなる色気!

 

そう色気、ムンムン!

 

・・・・?

ごめんなさい。音楽の話に戻ります。

 

CDよりも少しテンポが遅く、

それによって音楽がよりわかりやすく

渋くなってました。

宇野功芳の以前の手厳しい批評が、

今の諏訪内さんには、

全くの杞憂であることここに確信しました。

 

アンコールこそなかったものの、

 

満足、満足!

 

すべてが満足、

すべてが素晴らしい、

 

何がいいんだろう?

 

その要因は?

 

RB席の一番前、オケ目の前。

 

¥13000円なり。

 奮発したからな・・・・

 

体調・・・・寝不足気味

精神状態・・・明らかにハイ

・・・・聴く側の状況はいたって普通。まぁいい状態。

 

観客全員が、集中して一音とも聴き逃さぬように少し前かがみになっている。

そういう雰囲気が、ホール全体を覆っている。

 

20分の休憩

 

トイレ激混み。

 

ラストプログラム

 

交響曲第二番・・・・

 

弦すごい!!!

 

素晴らしい!!

 

特にヴァイオリン!!

ここよりも、旨いオケはたくさんある!

 

しかし、

切って出してるこの音楽!

 

この音符!!

 

生きてるよ!

 

 

活きてるよ!

 

まさにいきてる!

 

交響曲二番て、こんなに良い曲だったっけ?

 

 

1、2楽章が出色の出来でした。

 

4楽章ももちろんいいのだけれど、作品自体の出来が、1、2のほうが上かと思います。.

 

 

 『その曲自体の持つ魅力を伝える。

 

その行為自体が演奏家

         最上の行為である』

 

ハンヌリントゥ恐るべし。

 

恐るべし子供だ!

 

拍手鳴りやまず、アンコールはリントゥ自らしゃべり、

 

オールシベリウスプログラムですから、アンコールもそのように・・・と

 

ベルシャザールの饗宴よりノクターン

 

フルートソロ大活躍でした。

 

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あれだけのソロを、シベ2の後に吹く・・・・信じられない。

 

中国の方かと思ってたら、こやまゆうきという日本の方でした。

 

 

 

突然ですが、

トランペットのさくらぎあつこさん!

かわいい!!

大好き!

フィンランドで頑張ってね!!

 

本当に、拍手鳴りやまず、2曲目のアンコール

 

『レンミンカイネン組曲』 から「レンミンカイネンの帰郷」

 

やわらかさと派手さを持つ魅力あるアンコールでした。

 

最後まで、弦の魅力衰えず、立派でした。

 

団員たちは一部ハグして健闘をたたえ合ってました。

 

テレビ収録の為か入念なアナウンスがあったとはいえ、

(最後の一音を聴いてください。タクトが降りるまで拍手はご遠慮ください・・・と)

 

最後のピアニッシモが鳴りやんで、リントゥの指揮棒を持たない手が下りて・・・

 

数秒・・・・

 

東京の聴衆のレベルの高さを知らしめんがため・・・

 

いやいやまだまだ、日本人も捨てたもんじゃないな!!

 

数秒ののち、大拍手!!!

 

その数秒の心臓の高鳴り・・・

 

しかし、それでも拍手鳴りやまず、

もうスタッフが、楽器片づけはじめてるのにもかかわらず、

 

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恐るべし子供『ハンヌ・リントゥ』登場!!

 

これには、

スタンディングオベーション!!

お疲れだろうから、早く休んで、一杯呑んで!という気持ちと、

 

まだまだ感謝の気持ちが納まらない。

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 手がちぎれても、拍手したい!

否、

手がちぎれても、拍手し続けたい!

 

そんな複雑な、感極まった心情でした。

 

帰り赤坂の坂を、登って、

 

いつもだったら、気になって仕方がないおいしそうな呑み屋に目もくれず、

 

一人、ぶつぶつ、『素晴らしかった!』

 

本当に『素晴らしかった!』

 

『素晴らしかった!

    この言葉以外見つからない!』

 

とぶつぶつと

 

また一つ素敵な思い出をあたえてくれたサントリーホール

  

感謝の言葉を告げて、踵を返しました。

 

 

素敵な音楽を

ありがとう!

ハンヌ・リントゥ! 

 

君は永遠の音楽少年だ!!

 

トランペット奏者の さくらぎあつこさんにお願い

大好きなリントゥ少年に訳して話してやってください。お願いします。

 

 

 

 

 

後日談

さくらぎあつこさんと連絡が取れて

ハンヌ・リントゥ先生にお礼を言ってください。

とお願いしたところ、

しっかり伝えておきますと、

すてきなお返しのメールが届きました。

さくらぎあつこさんありがとう。

 

そしてフィンランドで頑張って。

 

続く                            2015.11.4

パーヴォ・ヤルヴィ指揮 マーラー交響曲第2番『復活』 NHK交響楽団 第1817回 定期公演 Aプログラム 2015.10.3 NHKホール

 

聴く側のチェック項目

 

席・・・・まずまず良い

 

曲・・・・よく知ってる

 

体調・・・良好

 

以前の感動・・・先週の日曜の小林研一郎幻想交響曲

 

その日の予定・・前の晩から保育園でお泊り保育

(だれ一人泣かずに頑張った。朝のお迎え時の親子再会のシーンは感動)

 

耳・・・・大丈夫

 

音圧・・・届いてる

 

周りの人々・・・わりとマナーあり

 

仕事・・・うまくいってる

 

収入・・・えらい好調

 

精神的心配・・・そこまでない

 

恋愛・・・・今幸せ

 

演奏側のチェック項目

 

弦楽器・・・上手

 

管楽器・・・言っちゃぁ悪いが技術は日フィルよりも数段上

 

合唱・・・東京音楽大学合唱団・・・・上手・・・学生さんたちかわいい!!

 

ソリスト アルト・・・上手

 

ソリスト・・・ソプラノ・・・すごい上手

 

打楽器・・・上手(銅鑼、スネア、わら?、トライアングルのおねぇさんかわいい)

 

トロンボーンソロ・・・めっちゃっ上手!

 

コンマスソロ・・・上手

 

 

 

 

 

・・

 

・・・・・

 

 

何が悪い?

 

どこが悪い?

おれの頭が悪いのか?

耳が詰まってんのか?

 

指揮者が悪い意外に考えられない。

 

ワクワクしない。

 

全くワクワクしない。

 

音が大きくなっても

 

デシベルが上がっても、

 

ワクワクしない。

 

ドキドキもしない。

 

そういう音楽を目指したとしか考えられない。

 

そう、氷のような冷たい冷静な音楽。

 

冷静じゃなく冷製、

 

そう、冷製スープのような。

 

確かに感情を廃したような、技術至上主義的な場面はいっぱいあった。

 

トロンボーンソロは、上手!

シベリア監獄から出てきたばかりのような風貌には似あわないほど、

センスあって上手、音程ばっちり。

 

トランペットソロも、わざわざイタリアから帰国してきてくれた

長友選手のような風貌には似あわず、音色、センス、ともに流石です。

 

ホルンソロも、上手。

 

みんな上手。

 

でも、感動までには至らない。

 

日フィルの若手女性ホルン奏者の音色に『結婚してください!』と思うほどの

 

魅力を感じない。

 

魅力を感じない。

 

魅力を感じない。

 

感じない。

 

感じない。

 

感じない。

 

 

不感症か?

 

 

不感症か?

 

 

不感症だ!

 

 

 

 

そうか、不感症なんだ!

 

 

 

そうだったのか!不感症だったのか!

 

 

 

上手すぎるのか?

 

そんなことはない。

 

自家薬篭中の物ではないという結論だ。

 

全く曲が、体内に同化してない。 

 

パーヴォ・ヤルヴィも、この曲がそんなに好きではないのだろう。

 

むしろ嫌いなのか?

 

 

お金のために指揮してる。

 

仕方なく、指揮してる。

 

人が入るから『復活』演奏しましょうよ!!・・・・・的な

 

曲そのものを、理解してないのではないか、

 

市民オケの、譜面もろくに読めないバストロンボーン奏者に言われたくないだろうが、

 

言われても仕方のない、やっつけ仕事。

 

サラリーマンか?

 

パーヴォ・ヤルヴィはサラリーマンか?

 

パーヴォ・ヤルヴィはサラリーマンだ!

  

譜面を音化してるだけ。

 

パーヴォ・ヤルヴィ指揮の昨秋のショスタコーヴィッチの革命は、

4階席にしてはいい音楽だった。

 

1500円以上の仕事はしてくれた。

 

それなりに良かった。

 

しかし、今回化けの皮がはがれたと申し上げたい。

 

 

 

あまりにつまらない演奏なので、今回は途中から、

 銅鑼、スネア、わら?、トライアングルのお姉さんをずっと双眼鏡で見てました。

 

ストーカーか?

 

でも、そんな楽しみ見つけ出さないとばかばかしくなるくらいの冷めた演奏だった。

 

お姉さんは、ものすごい真剣な形相で、指揮者を睨み付け、

 

5、6個の打楽器を忙しく、かつ正確に音化していた。

 

ふと思う、

 

それがいけないのか?

 

楽しんでるようには、見えない。

 

それじゃぁ、音楽じゃないよ!

 

楽しむんだよ!

 

それじゃ、学問だよ!

 

 

だよ!!

 

マーラーの音楽を演奏する喜びが伝わってこない。

 

 

今ここで、『復活』を演奏する意義を見いだせない。

 

 

 

アマオケが、半年、一年練習してやっと舞台に乗せられる。

 

その喜び!

 

今回はベートーヴェンの第九を演奏できる!!その楽しみ、そして、喜び!

 

がんばって、打ち上げでググッと呑みたいモルツ!!

 

そこからは、のど越しの音とともに喜びが伝わってくる。

 

技術?

 

自慢じゃないけど、へたくそです。

 

音程?

 

一応、舞台上のチューニングでコンマスがA(アー)を弾いてるだけです。

みんな分かってるようで分かってないです。

 

管楽器?

 

平気で譜面落ちてるところあります。

 

でも、

 

でも、

 

楽しいのが伝わってくる。

 

緊張感が、伝わってくる。

 

下手こいても、がんばれって言いたくなる!

 

そこに人は感動するんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

『心の伴わない、技術など、

      いくら磨いても、多磨にはならない』

                            亀里広明

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、

パーヴォ・ヤルヴィに申し上げる。

 

バカ野郎!

 

金返せ!

 

 

 

 

日本語読めないよな!

 

誰かグルジア語に訳してくれ!

 

 

 

続く                             2015.10.4 

 

 

コバケン・ワールド vol.11 2015.9.27 in サントリーホール

最初に言っておく、

『涙出た!』

『素晴らしかった!』

 

賞賛の言葉しかありません。

賛辞の言葉しか見つかりません。

 

もし、  

もし、

もしも

あえてケチをつけるなら、

ベルリオーズよりも、小林色が強すぎる・・・・そのことのみ。

 

それすら賞賛・賛辞に値する演奏。

 

まことに素晴らしい。

 

以前、宇野功芳が、バーンスタインウィーンフィルマーラーの5番を録音した時に、

この世に、こんな指揮者がまだいることに感謝したい

 

と、最大の賛辞を送っていた。

 

まさに、今回のベルリオーズ幻想交響曲はそれに匹敵、凌駕する。

 

何よりもここまで、そして極限まで自分の思いをひとつひとつの音に込めて演奏できるその行為。

情念・魂・気骨・気概・・・

感情などといった生やさしいものではない何かが、音化されていくそのまさに

音楽が生まれ出さんとする瞬間。

その瞬間に立ち会えたことに感謝します。

そして、それを体現した日本フィルハーモニー

これもまた素晴らしい。

 

天国のベルリオーズも、微笑んでることでしょう。

 

先生!ゴルフばっかりやって!とかいろいろあるでしょう!

しかし、楽団員にこれほどまでの録音の機会を与えてくれて、

様々な潤いを与える指揮者も他にいないはず。

好き嫌いを超えて、孤高の存在。

 

『なんだかんだ言っても、感謝してます』

 

団員の感情はおもむろこうであるはず。

 

そもそも、今回の演奏会8月30日に、はがきでソリスト変更のお知らせが来た。

中村紘子ショパンから

千住真理子チャイコフスキーに変更。

僕的にはラッキー。

中村紘子の演奏は聴いたことないから、死ぬ前には一度聴いておきたいくらいの気持ち。

しかし、チャイコのVnコンチェルトとはね!

 

大好き!ラッキー!

 

しかし、小林研一郎、日フィルとしては、病状のよくならない中村紘子に対しての

想いがあったようだ。

 

演奏会終了後に小林が語った、

僕のほうが年上ですが、デビューははるかに彼女のほうが先で、いつも叱咤激励されたと。

そんな、存在。

一刻も早くステージに戻ってきてくださいと。

 

コバケンワールドvol.10のマーラーの5番の時には、アンコールも挨拶もなかったのに

今回はアンコールもスピーチもあった。

久しぶりに聞く、あの低音の魅力ある声。

アンコールは、ユーモレスク

 

珍しく、というか初めて見た、ヴァイオリンにテーマを実際に弾かせてその場で指導。

演出なのか、思いつきのアンコールなのか・・・・・

テーマを使ってよちよち歩きから青年へ、そしてやがて人生の終焉を迎える。

何を、この曲に想いを重ねたのかはわからない。

幻想交響曲のテーマでもある

『夢』

にも通じる、大きなテーマを感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・・やがて、幻想交響曲は始まった。

 

 

幻想のヴァイオリンの透明感のあるまさにフランスの音。

ただただ、立派でした。

最後の最後までその音色は崩さず。フランスのオケに化けたままでした。

素晴らしい。

そして、特筆すべきコントラバス集団。

3楽章のピチカート。

ここの譜面がこれほどまでに暴力的に鳴ったのは聴いたことがない。

僕はバス椅子かコンマスなどが使うピアノ椅子のロックが外れた音と勘違いした。

しかも、コントラバス奏者の腕の動きからはそんな音が出てくるとは

みじんも感じさせないその動作。

12年前にはこんなには弾かせていなかったはず。

『バスッ!』

って感じ!

 

ハンガリー国立響でも日フィルでも聴いたがこんなのなかった。

ファーストホルンも、細い若い女性奏者から放たれる、何とも甘美な音色。

『あぁ、どうか僕と結婚してください!!』

まさに、有名女優への一方的なはかない感情。

それこそが『幻想交響曲』!!

そんな、音色でした。タッチ(タンギング)もやわらかく、うっとりしました。

ありがとう、かわいらしい主席のおねぇさん!!

 

 

そして、出ました。

4楽章!!

まさに、藤原功次郎のトロンボーンコンチェルト!!

『炸裂!』

まさに

『炸裂!』

 

この言葉以外に思いつかない。

自分の語彙のなさを痛感します。

 

断頭台ギロチン寸前のクラリネットは、

ハンガリー国立交響楽団キチガイじみた狂気の凶器クラリネットには及ばなかった。

 

 

鐘も大きめに叩かせて寒々とした雰囲気を醸し出していました。

 

 最後の最後トロンボーンfffの下降音型に差し掛かった時

 

『あぁ、もう終わっちゃうんだ!』

と感じる自分がそこにいた。

 

それがまさに、ベルリオーズの望んだ『夢』そのものだったのかもしれません。

 

最後の和音をぶつっと切って、

 

そして、割れんばかりの大拍手。

 

この舞台に、携わったすべての人にお礼を言いたい。

『ありがとう』

そう、素直に

『感動をありがとう』

 

本当に感動したり、心揺さぶられたとき、出てくる言葉は、シンプルだ!

ソロ奏者はじめ、すべての奏者に敬意の念を払い、ねぎらいの言葉をかけ、

コバケンは、マイクを取った。

はて、12年前はマイク持ってただろうか?

地声だったような気がする。少し年取ったのかな。

 

何しろ、美声である。うらやましい限りだ

 

そして、協賛のロームをねぎらい中村紘子を敬い、ユーモレスクが始まった。

 

先生が、たかが4分の曲ですが・・・と話しておられた。

 

長さではない、深さである。

 

子への愛情と同じ、

 

もう一回言おう。

長さでなく深さだ。

 

まさに、たゆたうようなヴァイオリン。

先生の指、表情、すべてから音符を読み取り音化していくヴァイオリン奏者のみなさん。

ありがとう。人間ってこんなことまでできるのね。

 

音楽ってすごいな!人間ってすごいな!

 

そう、素直に思えた日曜午後素敵なひとときでした。

 

いやぁ、素晴らしかったです。

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 続く                            2015.9.28

 

 

東響プレミアムコンサート  コンチェルトの競演 8/22 in 所沢ミューズ アークホール

紗良ちゃんのピアノリサイタルに続くミューズアークホール第2弾

東響プレミアムコンサート  コンチェルトの競演

 

夏の終わりを、ビシッと飾ってくれるでしょうこの企画。

 

行ってきましたよ! 電車で。

 

相変わらず、こじんまりしてますが、木を多用したいい雰囲気のホールです。

 

今回は、木管四重奏のおまけ付き。

フルートの主席の方の説明で演奏してくれました。

 

曲目等は忘却の彼方ですが、さすがに上手で、

初めて聴く曲とは云え、いいなぁ!流石だなぁ!と思わせます。

えらく得した気分!!

でもって、さぁ、競演の開演!!

 

まずは、メンデルスゾーンVn協奏曲

チャイコフスキーコンクール優勝の神尾真由子

今回の3人の中では、ダントツの人気、知名度を誇ります。

チャイコンといえば、諏訪内さんだけど、この人も優勝者!

期待します。

聞きました。  普通、僕は聴くって書きます。

この人何?

ストラディバリ弾いてるらしいよ?

ヴァイオリンの音が全く聞こえない。

一番有名な1楽章助走部分。

オケとのズレが半端なく、練習の時にオケと分裂して

嫌われたかって感じ!オケ、ボイコット!!的な・・・・

 

いくら、小音量の曲って言っても聞こえないんじゃ仕方ない。

バカなブラヴォー屋が派手に馬鹿騒ぎしてました。

『ブラヴォーの訳ねぇだろーっ』

 

 

くそだな!この人。

 

コンサートで拍手しなかったの久しぶり。

 

 

はい、次っ!

宮田大くん。

エルガーのチェロコンチェルトです。

6月に所属オーケストラで初めて吹きました。

難しかったです。

神尾真由子のクソヴァイオリンのあとだから

アドバンテージありとしても、いい演奏でした。

オケも鳴ってきた感じがします。

 

よしよし、未来が楽しみ。

 

休憩

一緒に行った音楽よくわからない人の感想

・宮田くんの方が良かった

・2曲目の演奏の方が拍手が多かった

メンデルスゾーンのヴァイオリンは聞こえなかった

ちなみに、その方の席は、S席のド真ん中で一番いい席

 

・・・素人の耳でも分かるぞ!

この時点で、3人目の知名度の低さからどうなるのか疑心暗鬼だった。

わざわざ、所沢くんだりまで来て、

しかも、ロードスターで運転楽しみがてらではなく、

キセルもせずチャント正規運賃払って電車できました。

↑ ご立腹とは云え当たり前 

 

最後、こけたら暴れるぞ!このやろう!!

 

3曲目

チャイコフスキーピアコンチェルト

 

 ミロスラフ・クルティシェフ

 

訳して    料理長!

 

シェフだけじゃんかよ!

 

頼むよ、料理長!大トリだよ!

 

神尾真由子のクソヴァイオリンの借金返せよ!!

 

頼んだよ!!

 

総料理長になれるかの試験だよ!!

試験に落ちて、ロシアに帰るかどうかの瀬戸際だよ!!

 

さて、

 

ホルンの助走からしてみなぎる響き、

 

オケの音量が一弾上がった感じ。

 

やっとやる気出たか!東響!!

 

いやぁ!!

最後の最後に、こんな感動が待ってるなんて!!

来てよかった!!

 

クルティシェフ いや 

総料理長

最高!!

最後のあのアッチェレランドの凄まじさ!

多分そんなに早くないとは思われますが、凄まじく感じました。

総料理長は、常に、指揮の沼尻さんをたたえながらのピアノ。

自分勝手なところがなく、オケの方々に、受け入れられたのだろう。

 

オケも、

コイツ(そうは言っても総料理長)のためならって思ったに違いない!

 

東響も、一曲目からちゃんとやれ!!!と申し上げたい。

 

しかし、オケも人間の集合体だからなぁ!

 

以前うちのオケでシェラザードのソロ弾いてくれた東響の広岡先生が言ってた。

 

こんなに気持ちよく引くのは久しぶりだと!

アマチュアのバックだとオケの人の温かい気持ちが伝わってくるって!

プロだと、

この若造が!とか聞こえてくるらしいよ!

音で邪魔したりね。

いろいろあるんだよ!どこの世界でもね・・・

 

やっかみってもんが!

 

 

 

となるとますます、神尾真由子のクソバイオリン大丈夫か??

哀れすぎる!!!

 

 

いやぁ、最後、ピアノを弾ききって、

 

感極まった総料理長が、

沼尻さんと抱き合うシーン・・・・本当に感動しました。

久しぶりに、涙がこぼれました。

音楽の力って素晴らしい!!

 

本当に自分の力を出し切ったんでしょう。

顔には、満ち足りた何かが見え隠れしました。

 

ありがとうクルティシェフ!!いや

 

あなたはこの名前がふさわしい!!

 

ありがとう!

総料理長!!

素晴らしいよ!

ハラショーだよ!!

 

まさに、グッドパフォーマンス!!

 

大拍手の中、沼尻さんがお辞儀しているのにも関わらず 拍手、鳴り止まないうちに、

クルティシェフいや 総料理長 

アンコールのショパンの革命を弾き始めました。

これには、沼尻さんびっくり さっと指揮台に腰掛けて苦笑い。

立っていたオケの人たちも、さっと座る始末。

 

恐るべし

総料理長

 

いやクルティシェフ!!

 

もちろん、革命も素晴らしかったです。

 

素晴らしい、若い才能に、出会えた素敵な夏の日でした。

 

頑張れ!クルティシェフ!

 

 

 

 

 

 

 

続く                    2015.8.22

 

燕の旅立ち・・・嬉しくも、悲しくも・・・

おっ!飛行訓練かと思った翌日には、旅立ってしまったようです。

 

昼間は、飛行訓練。

 

夜は、帰ってくるだろうと・・・

 

 

 

・・・・帰ってきませんでした。

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いなくなってしまうと、園児のいない保育園のよう・・・

 

そこはかとなくさみしい。

 

しかも、親燕も帰ってこない。

 

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もう一回、産卵、出産、子育て・・・するかと楽しみでしたが、

 

やはり、今年の親燕は、個性的で適当だったって言ったのが当たってたか!

 

ひょっこり戻ってきたりして・・・・

 

こう考えるのが、男性脳なのかと思ったりして・・・・

 

 続く                2015.7.1

 

 

燕、大きくなりました。

すでに、

雛じゃないな!

しかも、すごい目力!!

この巣が、もっと大きくなった時の重さに耐えられるかいつも心配です。

まさか、この状態で、ごそっと落ちたら・・・・

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ひぇーっ!!恐ろしい!

先週はまだ小さかったのに、来週は、飛行訓練か!!!

 

ガンバレ!

太郎!

次郎!

三郎!

四郎!

五郎!

六郎!

七郎!

八郎!

九郎!

・・・・・・そんな、いないってば!

 

続く                      2015.6.21

燕の糞の山・・・略して 『燕糞山』

巣からお尻を出しては、体に見合わない大きめな糞をポトッ、ポトッと落とします。

新山が隆起してきたかのように、もりもりと膨らんできてます。

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それを、ご飯と勘違いして、パクパク食べる私の愛車NC3

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ヒナたちは、5匹かな、6匹かな?

順調に育ってます。

 

   続く                   2015.6.16